宇部工場の製造部は、製造1課と製造2課の2つの課で製品を作っています。製造した製品は品質管理課が検査を行い、良品100％の製品を確保してお客様にお届けしています。
私が所属している製造1課では、受託加工を担当しており、クライアントごとに仕事内容が異なります。一方、製造2課は、自社製品のトナーを製造しており、混練・粉砕・外添・熱処理といった工程ごとに異なる作業があります。

工場は夜勤、早番、後番の3交代制で稼働しており、各プラントへ週ごとに配属され、多種多様な作業に携わっています。各工程は基本的に1人で担当しますが、計画より早く、かつ美しい仕上がりを目指して作業しています。

「迅速・丁寧・親切・かつ美しい」を大切にし、それが達成できたときには大きな満足感があり、やりがいを感じます。

特に印象に残っているのは、ミスが発生したとき、その事例を共有し、皆で対策を考えた経験です。それ以来、同じような場面で事前に対応できるようになりました。周囲の方々との対話や協力を通じて成長できたと実感しています。ヒューマンエラーはいつでも起こりうるので、事例を共有し、検討することの大切を学びました。ミスを防ぐには、過去事例を含めた事前準備と注意を払って取り組むことが大事だと常に心がけています。

三笠産業は、創業時から農薬や農業資材の製造・販売に取り組んできました。また、約30年前からは粉砕技術を活用してトナーの製造・販売を行い、近年では野菜パウダーの製造・販売にも力を入れています。お客様のニーズに応える柔軟な会社だと感じています。

会社や各部署はアットホームで、良い雰囲気の中で仕事ができる環境です。専門知識が豊富な方も多くいますが、疑問があれば丁寧に教えてもらえます。個人の評価についても、上司は様々な角度から見てもらえます。良い面も悪い面も含めて「今日より明日少しずつ成長しよう」とアドバイスをくれる上司や同僚に囲まれています。

また、福利厚生や社内制度も、一人ひとりの生活スタイルに寄り添って、しっかりと大切にされていると感じます。

仕事の内容は多岐にわたり、いろいろなことに取り組む必要がありますが、親切で心の広い上司や先輩が、丁寧にアドバイスしてくれる職場です。もしご縁があり、一緒に働くことになれば、私と同じように充実した毎日を送ることができると思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。