三笠産業は1949年の創業以来75年以上にわたり、『健康・農業・環境』を事業の柱とし、人々の豊かで健康的な食生活、および循環型社会の構築を支える企業活動を行って参りました。

国内の農業支援を目的に農薬製造・資材販売会社として創業した後、当社内で培ってきた固体をミクロン単位まで細かくする「微粉砕加工技術」を他事業にも応用展開し、1986年にはリサイクルトナー製造事業に、その後2003年には食品加工事業へと、時流に則して事業領域を拡大してきました。
現在では、「機能化学事業」、「農業支援事業」、「食品加工事業」の3つを主要事業セグメントとし、製造工場5拠点、営業所等15拠点で事業を展開しております。

この度、2023年2月28日付にて、経営の襷と先代の想いを受け継ぎ、当社の社長に就任いたしました。
当社の強みは、時代の変化の中でマーケットニーズを汲み取り、常に新たな価値の創造に挑戦してきた組織文化であり、これを支える一人ひとりの自律した人材だと思っております。
新たな経営体制の下、当社の強みを活かしつつ更なる企業成長に向けて、既存事業の深化と共に、新規事業開発にも注力していく方針です。
また、人は自分の居場所が会社の中にあると感じ、物心両面が満たされ安心感がある状況にあってこそ、日々の業務において最大のパフォーマンスを発揮できると考えております。当社の従業員にとって、当社がそのような企業であり続ける必要があると強く思っております。
引き続き、当社の企業理念の根底に流れる「三方よし」の精神を軸に、たゆまぬ経営努力により、企業活動を通じて豊かな未来の創造に貢献して参ります。

今後とも、皆様のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。



三笠産業株式会社
代表取締役社長  唐澤 宏誌



略歴:
東北大学理学部物理学科卒業後、伊藤忠商事株式会社、エンデバー・ユナイテッド株式会社、双日株式会社を経て、当社の代表取締役に就任。